2周年企画で描かせていただいた氷宮様宅御子様、
海神家の天公(あまきみ)さんと輝夜(カグヤ)さん
美人当主様と、ちょっと年下だけど、当主様を「こいつは俺が守るぜ!」と決めている忠犬な剣士さんのペアですv
何ですかその可愛い組み合わせ…!!

背景は月と竹林に見えれば幸いで、す。
カグヤさんの外見とお名前のイメージから、竹取物語っぽく十二単で描こう!と思ってたんですが、
色々と課題が残りました…
天公さんは戦闘時のみ、隈取りのようなものが顔に浮かぶという設定がおありの方で、
こちらも格好良くて描くのが楽しそう!とワクワクしていました。

隈は、本家さんで以前拝見した時にあまり目立つ模様では無かったのを参考に、
「助六」の隈取りでやってみました。「助六」は粋な江戸の伊達男のメイクだそうですよ(笑)

因みに歌舞伎の隈取りといっておそらく最初に頭に浮かぶあの紅の派手なメイクは、
「暫(しばらく)」という荒事の代表的な演目で、主人公の景政が施してるメイクだそうで。
日本史習ってた人には聞き覚えの有る話題ですね…

実は天公さんの隈取りも、何となくその紅隈のイメージだったんですが、
実際塗ろうとしたら派手過ぎて元の顔立ちが全く分からなくなるので没案になりました(笑)
絵になるお2人で、非常に楽しく描かせて頂きましたv
色々と拙い所が目立ちますが、感謝の気持ちを受け取って頂ければ至極幸いです。