一族を首尾よく捕獲する為、深夜、屋敷内に寝太郎の香的なものを焚いてから屋敷に侵入する役人。
家の者は殆ど寝入ってしまったが、幼い三男の厠に付き合って離れに居た長男には効かず。
三男を待ちながらぼんやりと外を見ていると、都のほうに火の手が上がっているのが見える。
あの方向には確か、遠縁の纏の家が-
と思った瞬間、屋敷のほうから不審な物音が聞こえる。
状況から不利を察し、三男だけでも逃がそうとしたが、ご丁寧に結界も張っており、出られず。

…という捕まった夜の事を何となく想像してましたがコレ誰も得しないなとも思いました。

因みに長男は逃げられないよう足を折られ、纏の長女は焼き討ちされてひどい火傷を負った…かなぁ。
刑場で、かつて元気だった長女の負傷した姿と生気の無い顔を見かけ、痛々しく思うとこまで想像して終了